トップココチャン（2007年生、母ローランココ）

トップココチャン（2007年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名より」。毛色は栗毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時19歳）と交配したローランココが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）元道牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方18戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2010年の3歳B9。

経歴

デビュー前

柴田光陽厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

5月1日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は456kg。18頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず13着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に敗れた。

7月1日、中5週で迎えた3戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップドリアン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた4戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず11着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた5戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

10月3日、中4週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた7戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、3歳B9（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のブリジッドブルーに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月11日、連闘で迎えた8戦目は、3歳B6（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4三（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

10月31日、連闘で迎えた10戦目は、一般C4九（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったスマートチョイスに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

11月7日、連闘で迎えた11戦目は、一般C4二（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、シャイントウショウに交わされて3馬身差の2着となった。

11月21日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4二（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で中川雅之騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた13戦目は、UFOの町特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で中川雅之騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4二（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で中川雅之騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

4歳（2011年）

1月3日、中1週で迎えた15戦目は、新年初夢特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で中川雅之騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったカネコメツヨシに詰め切れず、約12馬身差の2着となった。

2月8日、中4週で迎えた16戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた17戦目は、一般C21（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

4月3日、中5週で迎えた18戦目は、一般C3六（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（9戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、マウントクインに半馬身交わされて2着となった。

4月17日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（10戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のルミナエトワールに1馬身半の差をつけて2勝目を収める

5月4日、中1週で迎えた20戦目は、中尾隆昭初来場記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（11戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のドンラミロに2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5月24日、中2週で迎えた21戦目は、美味しく飲んで応援します。宮城県産地酒（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（12戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（13戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

7月5日、中3週で迎えた23戦目は、一般C2三（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で中川雅之騎手（14戦3勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。