エイシンキャプテン（2022年生、母アゼナーマ）

エイシンキャプテン（2022年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+チームを率いる大立者」。毛色は栗毛。種牡馬のカレンブラックヒル（当時13歳）と交配したアゼナーマが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。2024年のコスモス賞(オープン)で3着に入った他、2024年のパール特別で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2024年）

5月2日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るジュゲムーンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月26日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳オープンのパール特別（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら先頭で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、ソルジャーフィルドに3/4馬身交わされて2着に敗れた。

8月11日、2歳オープンのコスモス賞（札幌芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず3着に敗れた。

9月11日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンのブルーサファイア特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンのサンライズカップ（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩橋勇二騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

11月4日、中4週で迎えた6戦目は、2歳Jpn3のJBC2歳優駿（門別ダート1800m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で岩橋勇二騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

3歳（2025年）

5月17日、約6か月半の休養明けで迎えた7戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのあずさ賞（京都芝2000m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

7月12日、中7週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの英彦山特別（小倉芝2600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

2024年8月13日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。