フレッシュウインド（1986年生、母マツセントラリー）

フレッシュウインド（1986年4月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアーテイアス（当時12歳）と交配したマツセントラリーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）マツケン農場。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

境直行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

5月7日、デビュー戦は田原成貴騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都芝1200m 雨/不良）に出走。馬体重は468kg。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

5月20日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るタイヘンペックを上がり3位の末脚でアタマ差だけ差し切って未勝利勝ちを決めた。

6月10日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳400万下（阪神芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田原成貴騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

10月29日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で田原成貴騎手（3戦1勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、リアリストに交わされて2馬身差の2着となった。

11月11日、中1週で迎えた5戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（東京ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

11月26日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上400万下（東京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

4歳（1990年）

3月11日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、猿橋重利騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

4月7日、中3週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で猿橋重利騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて13着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（京都芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は田原成貴騎手（4戦1勝）。18頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が悪くなり15着に敗れた。