サンフロンティア（1995年生、母グレイスハニー）

サンフロンティア（1995年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時23歳）と交配したグレイスハニーが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は浜本幸雄。戦績は、中央平地17戦2勝、地方6戦0勝。主な勝ち鞍は1998年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

中村好夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

1月5日、デビュー戦はO.ペリエ騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入った。

1月11日、連闘で迎えた2戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るナイスシンザンを次元の違う末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

2月7日、中3週で迎えた3戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（1戦1勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

3月28日、中6週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のサイネリア賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

4月5日、連闘で迎えた5戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下のゆきつばき賞（新潟芝2000m 外回り小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は牧田和弥騎手（2戦1勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

8月29日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

9月5日、連闘で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

9月26日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は牧田和弥騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた10戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の檜原湖特別（福島ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は牧田和弥騎手（4戦1勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

11月11日、中2週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた12戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、虎渓山特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

12月6日、連闘で迎えた14戦目は、L.デットーリ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦し、3着を確保した。

12月20日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では途轍もない末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のトーワウイングスに3馬身半の差をつけて優勝

4歳（1999年）

1月6日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びを欠き13着に終わった。

1月16日、中0週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下の八坂特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は牧田和弥騎手（5戦1勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

2月21日、中4週で迎えた18戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

5歳（2000年）

9月10日、約19か月の休養明けで迎えた19戦目は、横山克彦騎手を鞍上に迎えて、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた20戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般A B（高崎ダート1500m 雨/重）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた21戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は横山克彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた22戦目は、一般B1 B2（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山克彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた23戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山克彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。