セイウンスラスト（2007年生、母ハセノビューティー）

Seiun Thrust

2007.03.21

セイウンスラスト（2007年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ジェットエンジン搭載の自動車スラストＳＳＣ号より」。毛色は芦毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時10歳）と交配したハセノビューティーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は佐々木 康治。戦績は、地方4戦2勝。主な勝ち鞍は2010年のもみの木賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、門別牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、門別牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、西山茂行によって430.5万円で落札された。

佐宗応和厩舎（小林）へ入厩。

3歳（2010年）

10月8日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は457kg。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のクリボーに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

11月8日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では稲妻のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月3日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦のもみの木賞（大井ダート1500m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のイチフジキングをハナ差振り切って勝利を手に入れた。