アリエルビコー（2004年生、母テイタニアビコー）

アリエルビコー（2004年4月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「天王星の五大衛星のひとつ＋冠名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアドマイヤベガ（当時8歳）と交配したテイタニアビコーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

北出成人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

10月29日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

11月26日、中3週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。

3歳（2007年）

5月30日、約6か月の休養明けで馬体重を前走からさらに11kg減らして迎えた3戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の揖斐川賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた4戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

8月4日、中5週で迎えた5戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 小雨/重）に出走。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

9月22日、中6週で迎えた6戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。