エイシンスリル（1993年生、母エイシンローマン）

Eishin Thrill

1993.04.01

エイシンスリル（1993年4月1日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のスリルシヨー（当時10歳）と交配したエイシンローマンが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地5戦0勝。

経歴

デビュー前

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

4月6日、デビュー戦は塩村克己騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

6月23日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から22kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

7月20日、中3週で迎えた3戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では末脚が冴えず16着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた4戦目は、小屋敷昭騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

9月1日、中2週で迎えた5戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。