ヤマニンリーリオ（2020年生、母ヤマニンラレーヌ）

ヤマニンリーリオ（2020年3月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+あやめ(西)」。毛色は鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時17歳）と交配したヤマニンラレーヌが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は錦岡牧場。主な勝ち鞍は2024年のビアパーティーAiba浦河賞2(一般C4-2)。

経歴

デビュー前

奥村豊厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

12月4日、デビュー戦は藤懸貴志騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は460kg。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

3歳（2023年）

1月29日、中7週で迎えた2戦目は、鷲頭虎太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

2月5日、連闘で迎えた3戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

5月30日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳戦の能登里山里海賞（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は藤懸貴志騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。

4歳（2024年）

4月18日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた5戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、豊似湖賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた6戦目は、一般C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、勝ったアオイツキにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

5月16日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4-3（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野楓馬騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた8戦目は、キンギョソウ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野楓馬騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた9戦目は、里平大滝賞（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野楓馬騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

7月16日、中3週で迎えた10戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、星の降る里・芦別健夏まつり特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた11戦目は、ムクゲ特別（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた12戦目は、松山光プロジェクト賞（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着を確保した。

8月27日、中1週で迎えた13戦目は、ビアパーティーAiba浦河賞2（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で落合玄太騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のハナカンザシをアタマ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

9月17日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3 C4-1（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（5戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた15戦目は、藤田凌駕騎手を鞍上に迎えて、一般C32 C41（門別ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた16戦目は、宮内勇樹騎手を鞍上に迎えて、うらかわ優駿ビレッジアエル賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた17戦目は、一般C22 C41（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。