センターキュリオス（1998年生、母センターライジング）

センターキュリオス（1998年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のメジロライアン（当時11歳）と交配したセンターライジングが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地8戦1勝2着2回、地方6戦0勝。主な勝ち鞍は2001年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

伊藤雄二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

1月5日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は470kg。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のジャパンロードをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

2月4日、中3週で迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の梅花賞（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、4着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた3戦目は、3歳500万下のつばき賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（1戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り14着に敗れた。

4月7日、中6週で迎えた4戦目は、3歳500万下のアザレア賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下のムーニーバレーレーシングクラブ賞（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（3戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、逃げるストラブスキーを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

5月12日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下の夏木立賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、4着に終わった。

6月16日、中4週で迎えた7戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の野苺賞（阪神芝2200m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したサンライズペガサスにクビ差届かず2着に甘んじた。

6月30日、中1週で迎えた8戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のすいれん賞（阪神芝2500m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

5歳（2003年）

6月21日、約24か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた9戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般A1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた10戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月19日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた12戦目は、一般A1 A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月30日、中3週で迎えた13戦目は、一般A1（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月27日、中3週で迎えた14戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般A1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。