カンタルベルン（2015年生、母バズローリング）

カンタルベルン（2015年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「フランス最古のチーズの名＋冠名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のクロフネ（当時17歳）と交配したバズローリングが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日高大洋牧場。主な勝ち鞍は2018年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、日高大洋牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、グランデファームによって486万円で落札された。

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2018年）

3月18日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

4月21日、中4週で迎えた2戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい11着に終わった。

6月1日、中5週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた3戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るツキミザケを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月14日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野翔騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したナムラドリーに半馬身届かず2着に敗北した。

6月25日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野翔騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のツキミザケに5馬身の差をつけて制した。

7月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野翔騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

4歳（2019年）

2月27日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた7戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。競走中止となった。