ナスノロビン（2006年生、母ナスノプリティー）

ナスノロビン（2006年4月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋駒鳥。姿声ともに美しい」。毛色は鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時6歳）と交配したナスノプリティーが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は栃木県、生産者は恵比寿興業（株）那須野牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

小笠倫弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

9月6日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は434kg。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見事な伸び脚を見せたが、伸びてきたダノンカモン決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

10月4日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

11月15日、中5週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

12月7日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で勝浦正樹騎手（3戦0勝）。18頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

3歳（2009年）

5月3日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた5戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

6月20日、中6週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

7月18日、中3週で迎えた7戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1400m 雨/稍重）に出走。18頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に敗れた。

8月22日、中4週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（4戦0勝）。18頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず14着に敗れた。