メイショウアリソン（2014年生、母メイショウスズラン）

メイショウアリソン（2014年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+『太陽の光』の意味を持つ人名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時16歳）と交配したメイショウスズランが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は三嶋牧場。2022年のコーラルステークス(オープンハンデ)で2着に入った他、2022年のコーラルステークス(オープンハンデ)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

池添兼雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

12月24日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は482kg。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

3歳（2017年）

1月8日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい10着に敗れた。

2月12日、中4週で迎えた3戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のシンカイに4馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

2月25日、中1週で迎えた4戦目は、3歳500万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着に入った。

3月20日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下の沈丁花賞（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。端に立つ形となり、極端なスローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

4月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月6日、中4週で迎えた7戦目は、3歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で池添謙一騎手（4戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた8戦目は、3歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で池添謙一騎手（5戦1勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のジュエアトゥーをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

12月10日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の高砂特別（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（6戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮戦したが、伸びてきたチェイスダウン決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

4歳（2018年）

1月8日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（7戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた12戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では猛烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のゼットマックイーンに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月29日、約6か月半の休養明けで迎えた13戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の苗場特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

8月19日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上1000万下の戸畑特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は松山弘平騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

9月2日、中1週で迎えた15戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の飯豊特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚が止まってしまい14着に敗れた。

5歳（2019年）

1月13日、約4か月半の休養明けで迎えた16戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（8戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい9着に敗れた。

2月3日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（9戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（10戦2勝）。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、伸びてきたハニージェイド決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

3月10日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上1000万下（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（11戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では生得の持久力で渋太く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のデザートストームをクビ差振り切って雨中の戦いを制した。

4月13日、中4週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の陽春ステークス（阪神ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で池添謙一騎手（12戦3勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

5月18日、中4週で迎えた21戦目は、4歳以上1600万下のシドニートロフィー（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で池添謙一騎手（13戦3勝）。14頭立ての4番人気で15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

7月13日、中7週で迎えた22戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスのやまびこステークス（福島ダート1150m 晴/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

6歳（2020年）

1月5日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、4歳以上3勝クラスの門松ステークス（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は池添謙一騎手（14戦3勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は垂れてしまい15着に終わった。

1月18日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた24戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの羅生門ステークス（京都ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦し、4着を確保した。

2月22日、中4週で迎えた25戦目は、4歳以上3勝クラスの河原町ステークス（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一歩一歩確実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のヒルノサルバドールをクビ差振り切って5勝目を挙げた。

5月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた26戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの栗東ステークス（京都ダート1400m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は失速してしまい16着に終わった。

12月6日、約7か月の休み明けで迎えた27戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、りんくうステークス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

7歳（2021年）

1月17日、中5週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた28戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、ジャニュアリーステークス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では生来のガッツでどうにかこうにかゴールまで走り切り、5着を確保した。

3月27日、中9週で迎えた29戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、名鉄杯（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

6月26日、約3か月の休養明けで迎えた30戦目は、天保山ステークス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。

9月25日、約3か月の休み明けで迎えた31戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、ながつきステークス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

10月23日、中3週で迎えた32戦目は、大阪スポーツ杯（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

12月26日、中8週で迎えた33戦目は、ハンデ戦でオープンのりんくうステークス（阪神ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は古川吉洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では生来の闘争心でどうにかこうにかゴールまで走り切り、5着を確保した。

8歳（2022年）

2月20日、中7週で迎えた34戦目は、ハンデ戦でオープンの大和ステークス（阪神ダート1200m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は太宰啓介騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

4月2日、中5週で迎えた35戦目は、ハンデ戦でオープンのコーラルステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は池添謙一騎手（15戦3勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、伸びてきたスマートダンディー決め手に屈してクビ差の2着となった。