カウニスミエリ（2022年生、母カステヘルミ）

Kaunis Mieli

2022.02.25

カウニスミエリ（2022年2月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「美しい心(フィンランド語)」。毛色は青鹿毛。種牡馬のレッドファルクス（当時11歳）と交配したカステヘルミが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はスカイビーチステーブル。

経歴

デビュー前

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

9月29日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は424kg。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

10月14日、中1週で迎えた2戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

12月22日、中9週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

3歳（2025年）

1月26日、中4週で迎えた4戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

9月8日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から35kg増やして迎えた5戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた6戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた7戦目は、ウマ娘×金沢競馬コラボスタート特別（金沢ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月21日、中0週で迎えた8戦目は、一般C2八（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて4着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた9戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松戸政也騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2九（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松戸政也騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のフィーユポワソンに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。