デルマジェームス（2004年生、母デルマフルフル）

デルマジェームス（2004年6月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は鹿毛。種牡馬のミホノブルボン（当時15歳）と交配したデルマフルフルが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファニーヒルファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方9戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2007年の3歳。

経歴

デビュー前

石栗龍彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

6月17日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

8月1日、中5週で迎えた2戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、べテルギウス特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月9日、中5週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、青柳健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトモトモトカチに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月17日、連闘で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳健一騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハクユウワンダーを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。

9月30日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳健一騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトモトモトカチを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

11月4日、中4週で迎えた6戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳健一騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

11月25日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で青柳健一騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

4歳（2008年）

3月8日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた8戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

3月16日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカノヤストロングを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

4月13日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で権藤学騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のスタグビートルをハナ差振り切ってファンの支持に応えた。