サティンボディス（2020年生、母プリンセスケイト）

サティンボディス（2020年2月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「サテンの身頃」。毛色は鹿毛。種牡馬のファインニードル（当時7歳）と交配したプリンセスケイトが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。戦績は、中央平地12戦0勝2着2回、地方11戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

栗田徹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

7月3日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、フロムナウオンにハナ差交わされて2着となった。

9月4日、中8週で迎えた2戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、3着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったディナトセレーネに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月16日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原明良騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた5戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。15頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

3歳（2023年）

1月15日、中9週で迎えた6戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

3月19日、中5週で迎えた8戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に敗れた。

6月17日、中9週で迎えた10戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

8月6日、中6週で迎えた11戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/重）に出走。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

11月1日、中8週で迎えた13戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた14戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた15戦目は、C2 3歳以上特別（園田ダート1230m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着に入った。

12月19日、中1週で迎えた16戦目は、セントポーリア賞（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

4歳（2024年）

1月2日、中1週で迎えた17戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた18戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（姫路ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、ボムブラストにクビ差交わされて2着に甘んじた。

2月13日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C3一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C3一（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた24戦目は、APRIL7ハロン（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は下原理騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったカワキタオルゴに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。