トゥーランドット（2006年生、母ジャックランラン）

トゥーランドット（2006年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「小説の主人公名より」。毛色は栗毛。種牡馬のテイエムオペラオー（当時10歳）と交配したジャックランランが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は古川優。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、古川優から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ディアレストクラブによって84万円で落札された。

秋山雅一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

12月20日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は492kg。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

3歳（2009年）

5月9日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。18頭立ての17番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず13着に終わった。

6月21日、中5週で迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 小雨/重）に出走。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったクリノメダリストに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

7月11日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露したが、3着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（3戦0勝）。18頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

9月12日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。競走中止となった。