ソフィアクィン（2005年生、母ウインドラブ）

ソフィアクィン（2005年5月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ブルガリアの都市名＋女王」。毛色は鹿毛。種牡馬のボストンハーバー（当時11歳）と交配したウインドラブが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は浦新徳司。戦績は、中央平地8戦0勝、地方6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の3歳。

経歴

デビュー前

2歳のとき、浦新徳司から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

12月15日、デビュー戦は伊藤直人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく12着に終わった。

12月22日、連闘で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

3歳（2008年）

1月27日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

3月15日、中6週で迎えた4戦目は、大下智騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた5戦目は、小島太一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（4戦0勝）。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

6月14日、中5週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（5戦0勝）。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

7月31日、中6週で迎えた9戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳F4三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、プリンセスマロンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

8月14日、中1週で迎えた10戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳F4一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた11戦目は、3歳F4二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は永島太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

9月20日、中2週で迎えた12戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のオオエスマップに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月13日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で野田誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。