セイコーモーガン（1986年生、母ニユーブラツク）

セイコーモーガン（1986年5月23日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のハイセイコー（当時16歳）と交配したニユーブラツクが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は松風育成牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方35戦7勝2着3回。主な勝ち鞍は1990年のつくし特別(C1イ)。

経歴

デビュー前

羽生作造厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（1988年）

12月26日、デビュー戦は鈴木純児騎手を鞍上に据えて、馬体重は434kg。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1989年）

1月6日、中1週で迎えた2戦目は、4歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木純児騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（名古屋ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木純児騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったホリノクラウンから4馬身差の2着に敗北した。

1月31日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木純児騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のマルハチビツグに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

2月15日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の四才牝馬特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木純児騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月23日、中4週で迎えた6戦目は、鞍上は6戦連続で鈴木純児騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木純児騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた8戦目は、鞍上は8戦連続で鈴木純児騎手（7戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシノダイオーをクビ差制して制した。

5月10日、連闘で迎えた9戦目は、3歳戦のふじの花特別イ（中京(地)ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鈴木純児騎手（8戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月4日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、鞍上は10戦連続で鈴木純児騎手（9戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月19日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた11戦目は、村瀬好彦騎手を鞍上に迎えて、9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月14日、中3週で迎えた12戦目は、鈴木真一騎手を鞍上に迎えて、11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた13戦目は、鞍上は2戦連続で鈴木真一騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったマキシムダンデイから1馬身半差の2着となった。

8月20日、中2週で迎えた14戦目は、鞍上は3戦連続で鈴木真一騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンアラシに3馬身の差をつけて制した。

9月20日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、酒井章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の秋の鞍（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月31日、中5週で迎えた16戦目は、桜井今朝利騎手を鞍上に迎えて、C2ハ（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた17戦目は、C2ハ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井今朝利騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のズイホウシヨウに3/4馬身の差をつけて優勝

11月27日、中1週で迎えた18戦目は、C2イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井今朝利騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月20日、中2週で迎えた19戦目は、C2イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桜井今朝利騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（1990年）

1月2日、中1週で迎えた20戦目は、C2イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は酒井章騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。

1月15日、中1週で迎えた21戦目は、福寿草特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井章騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のスズカロツキーをアタマ差制して5勝目を獲得した。

2月13日、中3週で迎えた22戦目は、C1イ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井章騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月14日、中3週で迎えた23戦目は、つくし特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井章騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のタカノサンドオーに1馬身半の差をつけて6勝目を奪取した。

5月6日、中7週で迎えた24戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、4着に入り込んだ。

5月27日、中2週で迎えた25戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（阪神芝2200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

6月24日、中3週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の三河特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

7月14日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下の豊前特別（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で土肥幸広騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

8月12日、中3週で迎えた28戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の指宿特別（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

8月26日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上500万下の唐津特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で合谷喜壮騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた30戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

11月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた31戦目は、なでしこ特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は桜井今朝利騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月22日、中3週で迎えた32戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、B2イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（1991年）

1月3日、中1週で迎えた33戦目は、初夢特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は桜井今朝利騎手（5戦1勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた34戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井今朝利騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた35戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた36戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた37戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた38戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のスリーノーブルに3馬身の差をつけて制した。

3月25日、連闘で迎えた39戦目は、たんぽぽ特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で安部幸夫騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月9日、中1週で迎えた40戦目は、B2イ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で安部幸夫騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月16日、連闘で迎えた41戦目は、つつじ特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安部幸夫騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったタフネスボーイから3/4馬身差の2着となった。

5月7日、中2週で迎えた42戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、中央競馬騎手招待（中京(地)芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に終わった。