ロードストライク（2016年生、母レディカーニバル）

ロードストライク（2016年2月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋打ち倒す」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時15歳）と交配したレディカーニバルが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はケイアイファーム。主な勝ち鞍は2019年の3歳以上1勝クラス。

経歴

デビュー前

ロードサラブレッドオーナーズにて総額2,700万円（5.4万×500口）で一口馬主が募集された。

尾形和幸厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2019年）

4月7日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、4着に入った。

5月4日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（1戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた3戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のグロリアスホープに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月1日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のコンフィデンスをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。

9月29日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、3歳以上2勝クラスの鋸山特別（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（2戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

11月23日、中7週で迎えた6戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で三浦皇成騎手（3戦2勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた7戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの尾張特別（中京芝2200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

4歳（2020年）

1月12日、中3週で迎えた8戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの初咲賞（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

5月24日、約4か月半の休養明けで迎えた9戦目は、4歳以上2勝クラスの是政特別（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、勝ったネオブレイブにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

6月14日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上2勝クラスの八王子特別（東京ダート2100m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石川裕紀人騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が衰えて13着に敗れた。

9月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの両津湾特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に敗れた。

2020年9月11日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。