ユキノエルドール（2014年生、母ユキノシンデレラ）

ユキノエルドール（2014年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋金色に輝く翼（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のアサクサキングス（当時10歳）と交配したユキノシンデレラが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はフジワラフアーム。主な勝ち鞍は2019年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

和田正一郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

11月13日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は466kg。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

11月26日、中1週で迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

3歳（2017年）

1月29日、中8週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は野中悠太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

2月26日、中3週で迎えた4戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入った。

3月25日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は野中悠太郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず11着に敗れた。

4月29日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた7戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた8戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

4歳（2018年）

3月18日、約9か月半の休養明けで迎えた9戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。14着に終わった。

6月3日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月15日、中5週で迎えた11戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月8日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は石神深一騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月15日、中9週で迎えた13戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着に入った。

5歳（2019年）

1月14日、中3週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は石神深一騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月9日、中3週で迎えた15戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内小雨/重）に出走。鞍上は石神深一騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月6日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（4戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月11日、中4週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石神深一騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月8日、中3週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で石神深一騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のタウィーザに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月9日、中8週で迎えた20戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、J・G3の京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月7日、中3週で迎えた21戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 曇/良）に出走。鞍上は石神深一騎手（7戦1勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

6歳（2020年）

1月11日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝3200m 外→内晴/良）に出走。鞍上は平沢健治騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

4月11日、約3か月の休養明けで迎えた23戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた24戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月15日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。

2020年8月19日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月25日、中5週で迎えた26戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般B6（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したモスコミュールにアタマ差届かず2着となった。

10月23日、中1週で迎えた28戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、秋時雨賞（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったランタンに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

7歳（2021年）

9月9日、約10か月半の休養明けで迎えた29戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、平湯峠賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったカランクールに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

9月22日、中1週で迎えた30戦目は、秋涼特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。