サリーバットマン（2014年生、母ダービーズポケット）

サリーバットマン（2014年3月8日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「さっそうと出ていく＋片脚を離したり戻したりする動き（バレエ用語）」。毛色は栗毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時10歳）と交配したダービーズポケットが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は中田浩美。戦績は、中央平地7戦1勝。主な勝ち鞍は2016年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

8月28日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のリガスに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月10日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、2歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

3歳（2017年）

4月16日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた4戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず16着に終わった。

9月24日、約5か月の休養明けで迎えた5戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

4歳（2018年）

4月14日、約6か月の休み明けで迎えた7戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で横山武史騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。