ウインマクシマム（2021年生、母コスモアクセス）

ウインマクシマム（2021年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+最高の」。毛色は鹿毛。種牡馬のキタサンブラック（当時9歳）と交配したコスモアクセスが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はコスモヴューファーム。主な勝ち鞍は2023年の2歳未勝利(未勝利)。

経歴

デビュー前

畠山吉宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

8月20日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー札幌（札幌芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は466kg。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、勝ったウールデュボヌールにねじ伏せられてアタマ差の2着に甘んじた。

11月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたトラジェクトワール決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

12月3日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（1戦0勝）。18頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のサトノエピックに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

12月28日、中3週で迎えた4戦目は、2歳G1のホープフルステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に敗れた。

3歳（2024年）

2月4日、中4週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラスのゆりかもめ賞（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のクラッシファイドに2馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

4月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳G2の青葉賞（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松岡正海騎手（4戦2勝）。17頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

6月30日、中8週で迎えた7戦目は、3歳ハンデG3のラジオNIKKEI賞（福島芝1800m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で松岡正海騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。