ハイランドダンス（2008年生、母ルカダンス）

ハイランドダンス（2008年1月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「スコットランドの伝統舞踊。両親名より連想」。毛色は青毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時8歳）と交配したルカダンスが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地8戦0勝。

経歴

デビュー前

3歳のとき、ノーザンファームから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、島川隆哉によって105万円で落札された。8歳のとき、島川隆哉から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。

キャロットクラブにて総額2,000万円（5万×400口）で一口馬主が募集された。

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

7月24日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は412kg。18頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に敗れた。

11月1日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1600m 曇/不良）に出走。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

3歳（2011年）

1月30日、約3か月の休み明けで馬体重を前走からさらに18kg増やして迎えた3戦目は、A.クラストゥス騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

4月3日、中8週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤工真騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい14着に敗れた。

5月7日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 雨/稍重）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

7月2日、中7週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。17頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

7月30日、中3週で迎えた7戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/重）に出走。18頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、3着に入った。

8月20日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。