メイプルエクセル（2018年生、母メイプルプラウド）

メイプルエクセル（2018年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+勝る、優れる」。毛色は栗毛。種牡馬のオルフェーヴル（当時10歳）と交配したメイプルプラウドが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はスガタ牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

南田美知雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

1月5日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は520kg。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では閃光の如き末脚を発揮したが、4着に終わった。

7月10日、約6か月の休養明けで迎えた2戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、5着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったセイウンオードリーに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

8月14日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のセバスチャンに3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月18日、中4週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で丸田恭介騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月21日、中8週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸田恭介騎手（4戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮したが、4着に終わった。

5歳（2023年）

3月5日、約15か月半の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸田恭介騎手（5戦1勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のコースタルテラスをハナ差振り切って久々の実戦を制した。