ユウユウスキー（2022年生、母ヴィオラ）

Yuyu Ski

2022.03.24

ユウユウスキー（2022年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のベストウォーリア（当時12歳）と交配したヴィオラが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は細川牧場。2025年の戸塚記念で2着に入った他、2024年のハイセイコー記念で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、細川牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

阪本一栄厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2024年）

7月11日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。馬体重は481kg。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったナイトウォーリアにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月2日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のカワセミ特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のオーバーコールに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月12日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のつばめ特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月18日、中4週で迎えた4戦目は、2歳戦のとき特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

11月6日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンのハイセイコー記念（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を披露し、3着に入った。

12月6日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦のはくたか特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は本田正重騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

12月26日、中2週で迎えた7戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの’24セラフィナイト賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に敗れた。

3歳（2025年）

1月17日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のサルビア特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のアレンパに2馬身半の差をつけて優勝

6月30日、約5か月半の休養明けで迎えた9戦目は、オフト後楽園賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井章騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

7月18日、中2週で迎えた10戦目は、東京スポーツ賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉井章騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のムットクルフェに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月13日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の黒潮盃（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉井章騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた12戦目は、3歳オープンの戸塚記念（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井章騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったナイトオブファイアに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

10月8日、中3週で迎えた13戦目は、3歳Jpn1のジャパンダートクラシック（大井ダート2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で吉井章騎手（6戦2勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。