ロードガンブラック（2011年生、母イクノハレスガタ）

ロードガンブラック（2011年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋金属の表面に黒い酸化皮膜を発生させる加工方法」。毛色は鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時10歳）と交配したイクノハレスガタが15歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）五丸農場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方7戦1勝。主な勝ち鞍は2014年のフォーチュネイトあじさい特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、五丸農場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ケイアイファームによって588万円で落札された。

ロードサラブレッドオーナーズにて総額1,050万円（2.1万×500口）で一口馬主が募集された。

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

8月11日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて6着に終わった。

11月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた3戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮したが、4着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

3歳（2014年）

1月25日、中6週で迎えた5戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた7戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

6月25日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトあじさい特別（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では凄まじい末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のブラックビアドに3馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2015年）

1月17日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から31kg増やして迎えた9戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1800m 曇/重）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

2月12日、中3週で迎えた10戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、フレンドリーレイン特別（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた11戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の呼子特別（小倉芝2600m 曇/重）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた12戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

3月29日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

4月22日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A2 B1（園田ダート1700m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた15戦目は、おゝ浜のポン酢特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

5月29日、中3週で迎えた16戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、神戸ビーフ特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた17戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（園田ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

7月3日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は川原正一騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。