カネトシグレート（1993年生、母バイオオーダー）

Kanetoshi Great

1993.05.13

カネトシグレート（1993年5月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパドスール（当時14歳）と交配したバイオオーダーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）大西ステイブル。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方7戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

6月15日、デビュー戦は常石勝義騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は508kg。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で常石勝義騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で常石勝義騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、伸びてきたウェディングエンド決め手に屈してアタマ差の2着となった。

7月28日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で常石勝義騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず12着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた5戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

8月24日、連闘で迎えた6戦目は、小島貞博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい12着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小島貞博騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

9月28日、連闘で迎えた9戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

12月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、山本登志彦騎手を鞍上に迎えて、C5-1（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（1997年）

1月5日、中1週で迎えた11戦目は、一般C4-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本登志彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月6日、約3か月の休み明けで迎えた12戦目は、C5-1（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本登志彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月5日、中3週で迎えた13戦目は、岡田隆騎手を鞍上に迎えて、一般C5-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったミズホダイナから半馬身差の2着となった。

5月20日、中1週で迎えた14戦目は、一般C5-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田隆騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた15戦目は、一般C5-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田隆騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアロマブランチからクビ差の2着となった。

6月15日、中1週で迎えた16戦目は、一般C5-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田隆騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。