エンドレスサン（1997年生、母オーナースズラン）

エンドレスサン（1997年5月31日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時12歳）と交配したオーナースズランが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は桑田正己。戦績は、中央平地4戦0勝、地方5戦2勝。主な勝ち鞍は2001年のレディーカップ(一般C)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、桑田正己から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって1,050万円で落札された。

大江原哲厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

5月13日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

12月2日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、5着に入り込んだ。

12月9日、連闘で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木芳之騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

4歳（2001年）

6月23日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。

9月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、矢菅清志騎手を鞍上に迎えて、一般C4 C5（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトビビットに約19馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

11月11日、中8週で迎えた6戦目は、レディーカップ（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢菅清志騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のササノポリシーに6馬身の差をつけて2勝目をマークした。

5歳（2002年）

3月10日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢菅清志騎手（2戦2勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月1日、約8か月の休養明けで迎えた8戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢菅清志騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢菅清志騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。11着に敗れた。