フーゲツ（1996年生、母スイートビオラ）

Fugetsu

1996.05.15

フーゲツ（1996年5月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のラストタイクーン（当時13歳）と交配したスイートビオラが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は赤田牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

福島信晴厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

2月27日、デビュー戦は原田聖二騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は400kg。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で原田聖二騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で原田聖二騎手（3戦0勝）。18頭立ての18番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

6月5日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で原田聖二騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい16着に終わった。

7月4日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で原田聖二騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

8月1日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1200m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で原田聖二騎手（6戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

8月22日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で原田聖二騎手（7戦0勝）。18頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた9戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。18頭立ての8番人気で大外18番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したタヤスダッシュを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。