マジックキングダム（2004年生、母ローズムーン）

マジックキングダム（2004年3月17日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「魔法の王国」。毛色は鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時9歳）と交配したローズムーンが16歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はユートピア牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害3戦0勝。

経歴

デビュー前

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

9月18日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は462kg。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた2戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

12月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり17着に終わった。

3歳（2007年）

1月13日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は藤岡佑介騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

5月13日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝2300m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田中博康騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

7月28日、中8週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田中博康騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

9月1日、中4週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中博康騎手（3戦0勝）。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

4歳（2008年）

2月17日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月6日、中6週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月11日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で蓑島靖典騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。