プリティプリンセス（1984年生、母リーダースアイ）

プリティプリンセス（1984年5月6日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はサラブレッド系で、毛色は栗毛。種牡馬のガロト（当時6歳）と交配したリーダースアイが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は笹山孝人。戦績は、中央平地4戦1勝。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

福永甲厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1987年）

7月25日、デビュー戦は北村卓士騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で北村卓士騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、苛烈なペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい5着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた3戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハードペンダスに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月13日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。競走中止となった。