ワンアイドドラゴン（2007年生、母クリプトコンデッサ）

ワンアイドドラゴン（2007年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「独眼竜（政宗）より」。毛色は鹿毛。種牡馬のストラヴィンスキー（当時11歳）と交配したクリプトコンデッサが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は宮城県、生産者は（株）関兵牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方6戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の能登猿山岬特別(B1)。

経歴

デビュー前

高橋義博厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

1月30日、デビュー戦は嘉藤貴行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。17頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい15着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた3戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 雨/不良）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり16着に終わった。

4月13日、中4週で迎えた4戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したヒカルナンタケットを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

4月25日、中1週で迎えた5戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて、最後は2着のパパハエルシドを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

5月16日、中2週で迎えた6戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登末森城跡特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の能登猿山岬特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて、最後は2着のハッピーメッセージを3/4馬身振り切って優勝

6月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の皆輪会20周年旅行記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

7月9日、中3週で迎えた9戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（3戦1勝）。7頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。