ミナミノチトセオー（1997年生、母スナークカオリ）

ミナミノチトセオー（1997年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラチトセオー（当時7歳）と交配したスナークカオリが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）松浦牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方16戦6勝。主な勝ち鞍は2001年のプラタナス特別(一般C3)。

経歴

デビュー前

山崎彰義厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

8月20日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず15着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

10月1日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた4戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

12月2日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

4歳（2001年）

4月7日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C4 C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のローランマーキュリに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月20日、中5週で迎えた9戦目は、徳江涼騎手を鞍上に迎えて、一般C4 C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月24日、中4週で迎えた10戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で徳江涼騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月14日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、一般C4（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のトーシンコヒメに4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

8月11日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた12戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は徳江涼騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月1日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は水野貴史騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた14戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のドテチンスターに1馬身半の差をつけて優勝

10月14日、中2週で迎えた15戦目は、福元弘二騎手を鞍上に迎えて、プラタナス特別（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のメモリーリュウをハナ差制して勝利をモノにする

11月10日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、けやき特別（高崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は徳江涼騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月17日、連闘で迎えた17戦目は、寒椿特別（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳江涼騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のワイティーキシュウに2馬身半の差をつけて5勝目を手に入れた。

12月16日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた18戦目は、けやき特別（高崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で徳江涼騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2002年）

1月14日、中3週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた19戦目は、ジャニュアリー特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で徳江涼騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた20戦目は、うぐいす特別（高崎ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で徳江涼騎手（7戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月18日、約6か月半の休養明けで迎えた21戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエフテードリームに2馬身半の差をつけて休養明けの一戦を物にした。

8月25日、連闘で迎えた22戦目は、はまゆう特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は徳江涼騎手（8戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。12着に敗れた。

9月22日、中3週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた23戦目は、うさぎ設計&るいとも厩舎杯（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。鞍上は福元弘二騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。