フロリール（2016年生、母キャトルセゾン）

Florir

2016.04.02

フロリール（2016年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「花を咲かせる（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のクロフネ（当時18歳）と交配したキャトルセゾンが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。

経歴

デビュー前

尾関知人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

10月27日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。18頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

11月18日、中2週で迎えた2戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての8番人気で17番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

3歳（2019年）

2月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

3月3日、中2週で迎えた4戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい13着に敗れた。

5月11日、中9週で迎えた5戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に敗れた。

7月22日、中9週で迎えた6戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエメラルド賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。