パリスアンシャンテ（1984年生、母フオージエリイ）

パリスアンシャンテ（1984年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のパーソナリテイ（当時17歳）と交配したフオージエリイが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）エクセルマネジメント。戦績は、中央平地4戦1勝。主な勝ち鞍は1987年の4歳未出走。

経歴

デビュー前

鹿戸明厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1987年）

4月4日、デビュー戦は猿橋重利騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は414kg。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて、最後は2着のタニノアラシを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

5月2日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定4歳400万下の矢車賞（京都芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で猿橋重利騎手（1戦1勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

5月31日、中3週で迎えた3戦目は、山田和広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

6月21日、中2週で迎えた4戦目は、4歳400万下のえのき賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田和広騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。