ハギノヴェルドン（2022年生、母ハギノエスカーダ）

ハギノヴェルドン（2022年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+フランスの渓谷の名」。毛色は鹿毛。種牡馬のBricks and Mortar（当時8歳）と交配したハギノエスカーダが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は株式会社ノースヒルズ。主な勝ち鞍は2025年の中森あきない☆来場記念(C2二)。

経歴

デビュー前

高野友和厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

12月21日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

3歳（2025年）

1月12日、中2週で迎えた2戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は一杯になって12着に終わった。

2月19日、中4週で迎えた3戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の加納宿特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

5月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（2戦0勝）。18頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びあぐねて18着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた6戦目は、小谷哲平騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた7戦目は、長谷部駿弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

8月1日、中2週で迎えた8戦目は、中森あきない☆来場記念（園田ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で長谷部駿弥騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のカコウガンを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

8月20日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で長谷部駿弥騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。