アスコットジャガー（1985年生、母アンジョルマ）

Ascot Jaguar

1985.04.16

アスコットジャガー（1985年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメイワイラン（当時12歳）と交配したアンジョルマが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）淀牧場。戦績は、中央平地7戦2勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1989年の5歳以上400万下。

経歴

デビュー前

清水久雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1987年）

10月18日、デビュー戦は五十嵐忠男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、凄まじい末脚を炸裂させて、最後は2着のロングルミエルに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1988年）

3月26日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、4歳400万下（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐忠男騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。

4月10日、中1週で迎えた3戦目は、4歳400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐忠男騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた4戦目は、4歳400万下のあずさ賞（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で五十嵐忠男騎手（3戦1勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

5月28日、中4週で迎えた5戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（阪神ダート1200m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

4歳（1989年）

1月28日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、5歳以上400万下（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は五十嵐忠男騎手（4戦1勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

3月25日、中7週で迎えた7戦目は、5歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐忠男騎手（5戦1勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のクラウンセリトスを3/4馬身振り切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。

7月8日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、安井良人騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（高知ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。