リンクアームズ（2021年生、母アドマイヤシャイ）

リンクアームズ（2021年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「腕を組む、団結する」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキズナ（当時11歳）と交配したアドマイヤシャイが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はケイアイファーム。主な勝ち鞍は2024年の木村夏芽ちゃんお誕生日おめでとう記念(B6)。

経歴

デビュー前

和田勇介厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

3月3日、デビュー戦は永野猛蔵騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は388kg。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

5月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、長浜鴻緒騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚がパッとせず17着に終わった。

7月9日、中6週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた3戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登半島地震復興支援杯（39）特編（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

7月23日、中1週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた4戦目は、3歳戦の地方競馬のミスターオリンピア梅ちゃん記念（金沢ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で魚住謙心騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

8月6日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の木村夏芽ちゃんお誕生日おめでとう記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で魚住謙心騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のクイーンモーガンに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月20日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の能登半島地震復興応援杯（53）（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で魚住謙心騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のタリスカーベイに4馬身の差をつけて優勝

9月1日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のたかのはちゃん生誕記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で魚住謙心騎手（4戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したアオイラリュヌを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

9月15日、中1週で迎えた8戦目は、金沢おどり特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で魚住謙心騎手（5戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のサンヨウマイムに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月8日、中2週で迎えた9戦目は、金沢競馬プレミアム（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で魚住謙心騎手（6戦3勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定戦のモミジアオイ賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で魚住謙心騎手（7戦3勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

デビュー前

田嶋弘幸厩舎（金沢）へ入厩。

11月2日、デビュー戦は魚住謙心騎手を鞍上に据えて、祝☆二人組歌謡グループ風輪結成3周年記念（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。6頭立ての5番ゲートからスタート。出走取消となった。

11月18日、中3週で迎えた11戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で魚住謙心騎手（8戦3勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定戦のツワブキ賞（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で魚住謙心騎手（9戦3勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のシェルターベルトを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

12月17日、中1週で迎えた13戦目は、まきちゃんリハビリがんばろうね!杯（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で魚住謙心騎手（10戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、プレストスターに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

12月28日、中1週で迎えた14戦目は、甲賀弘隆騎手を鞍上に迎えて、竹橋おきらく食堂杯（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

4歳（2025年）

1月31日、中4週で迎えた15戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、アジア・アジアパラ応援10（名古屋ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた16戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般B11（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた17戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、一般B11（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた18戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、津久田先生今までありがとう記念（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

3月24日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた19戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、フルイチ初老記念（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着を確保した。

デビュー前

田嶋弘幸厩舎（金沢）へ入厩。

4月8日、デビュー戦は吉田晃浩騎手を鞍上に据えて、一般C1七（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。6頭立ての2番ゲートからスタート。出走取消となった。

4月22日、中3週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた20戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、直樹☆真依愛の絆ステークス（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず3着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた21戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、一般C1九（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったマテウスに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

5月18日、中1週で迎えた22戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、ルークお誕生日記念特別編成（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1七（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた24戦目は、永坂祐一記念（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6月29日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1六（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた26戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1六（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のフランコニアに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月14日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた28戦目は、一般B2六（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着を確保した。

9月29日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2四（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた30戦目は、お姉ちゃんたち、お土産待ってるね記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた31戦目は、能登復興支援ボラ待ちやぐら賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田晃浩騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、勝ったビーマイセルフにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

11月11日、中1週で迎えた32戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、一般B2四（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた33戦目は、特別編成（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったキタノダイヤに詰め切れず、5馬身差の2着となった。