ホーリーエンブレム（2019年生、母メジャーエンブレム）

ホーリーエンブレム（2019年2月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「聖なる紋章」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時11歳）と交配したメジャーエンブレムが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額6,000万円（150万×40口）で一口馬主が募集された。

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

11月20日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

3歳（2022年）

2月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、勝ったルージュリナージュにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

4月23日、中9週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続でC.ルメール騎手（2戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のソングフォーマーヤに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

9月10日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、伸びてきたグランドライン決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

11月12日、中8週で迎えた5戦目は、H.H.ドイル騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮したが、3着に終わった。

4歳（2023年）

1月9日、中7週で迎えた6戦目は、4歳以上1勝クラス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（3戦1勝）。17頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

3月12日、中8週で迎えた7戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中京芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

5月13日、中8週で迎えた8戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京芝1800m 小雨/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したルージュカルミアを差し切れず、2馬身差の2着となった。

5月28日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、4着に終わった。

7月30日、中8週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜中俊騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

10月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの粟島特別（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。17頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始12番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入った。

10月29日、中1週で迎えた12戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの聖籠特別（新潟芝1800m 外回り雨/不良）に出走。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

5歳（2024年）

2月4日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、R.R.キングスコート騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

4月28日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は荻野極騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

7月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は丸山元気騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず14着に終わった。

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額6,000万円（150万×40口）で一口馬主が募集された。

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

8月31日、中6週で迎えた16戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。17頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい16着に終わった。

2024年9月4日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。