エイシンタイクーン（1990年生、母Le Melody）

Eishin Tycoon

1990.05.17

エイシンタイクーン（1990年5月17日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラストタイクーン（当時7歳）と交配したLe Melodyが20歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

内藤繁春厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

1月6日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた4戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

3月27日、中4週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

4月25日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、溝橋秀吉騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

5月16日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた7戦目は、4歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、トウカイチャンプに交わされて1馬身半差の2着となった。

5月29日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（5戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に敗れた。