パリスセイリュウ（2002年生、母ローランロード）

パリスセイリュウ（2002年5月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋青い龍」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時13歳）と交配したローランロードが15歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は八島夕起子。戦績は、中央平地7戦1勝。主な勝ち鞍は2004年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

7月18日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のニシノウラシマに2馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月5日、中1週で迎えた4戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の小倉2歳ステークス（小倉芝1200m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

3歳（2005年）

1月22日、約4か月半の休養明けで迎えた5戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のかささぎ賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。17頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

2月20日、中3週で迎えた6戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1200m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に終わった。

10月30日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。