ナナチャン（2012年生、母シャノン）

ナナチャン（2012年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名より＋呼称」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジークエンブレム（当時9歳）と交配したシャノンが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（株）諏訪牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方26戦1勝。主な勝ち鞍は2014年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、諏訪牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2014年）

9月2日、デビュー戦は水野翔騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。6頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るキョウテマリを上がり1位の末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

9月30日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のエスポワールシチー賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野翔騎手（1戦1勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

10月30日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野翔騎手（2戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

11月11日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた4戦目は、2歳オープンのヤングチャレンジカップ（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で水野翔騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた5戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

12月6日、連闘で迎えた6戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の万両賞（阪神芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

12月12日、連闘で迎えた7戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の冬の花賞（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた8戦目は、2歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

3歳（2015年）

1月8日、連闘で迎えた9戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

1月17日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、3歳500万下のはこべら賞（中京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は東川公則騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

2月5日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

2月22日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた12戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（京都芝1400m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず16着に終わった。

3月3日、連闘で迎えた13戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

3月22日、中2週で迎えた14戦目は、3歳500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

4月1日、中0週で迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は山下雅之騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

4月29日、中3週で迎えた16戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下雅之騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山下雅之騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下雅之騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた19戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山下雅之騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた20戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山下雅之騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた21戦目は、3歳戦の第30弾!!頑張れ笠松競馬騎手会（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山下雅之騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

8月13日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた22戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山下雅之騎手（8戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

9月1日、中2週で迎えた23戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山下雅之騎手（9戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた24戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山下雅之騎手（10戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた25戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で山下雅之騎手（11戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた26戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山下雅之騎手（12戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた27戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山下雅之騎手（13戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた28戦目は、牝馬限定の一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で山下雅之騎手（14戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた29戦目は、悠輝・美恵生誕&弘美還暦記念（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で山下雅之騎手（15戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた30戦目は、一般C25（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で山下雅之騎手（16戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。