バレリーフォンテン（1998年生、母アスピレーションズ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、鹿行牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

山浦武厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2000年）

8月23日、デビュー戦は山中尊徳騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立ち、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のゴーゴーナイナーをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

11月29日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中尊徳騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のコスモシルエットをハナ差振り切って2勝目を挙げた。

12月21日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦のクリスマスリース特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山中尊徳騎手（2戦2勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のタカラグロリーに4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

3歳（2001年）

1月10日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定3歳オープンの新春千葉盃（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山中尊徳騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

4月11日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の桜花賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山中尊徳騎手（4戦3勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

5月15日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦の牡丹特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山中尊徳騎手（5戦3勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月23日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた7戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山中尊徳騎手（6戦3勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

12月21日、中3週で迎えた8戦目は、トルコ石特別（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山中尊徳騎手（7戦3勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に敗れた。

4歳（2002年）

1月1日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1三イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山中尊徳騎手（8戦3勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた10戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山中尊徳騎手（9戦3勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた11戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で山中尊徳騎手（10戦3勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

3月28日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、アクアマリン特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のグローバルドンに1馬身の差をつけて4勝目を挙げた。