キンセンフレッチ（1984年生、母タニフレツチ）
Kinsen Fletch
1984.05.17
キンセンフレッチ（1984年5月17日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のブライトフイニツシユ（当時11歳）と交配したタニフレツチが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は千葉 賢治郎。戦績は、中央平地13戦1勝。主な勝ち鞍は1986年の3歳新馬。
経歴
デビュー前
坂口正大厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1986年）
7月13日、デビュー戦は丸山勝秀騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。馬体重は408kg。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入った。
7月26日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るトーワモンローを鮮烈な末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。
8月31日、中4週で迎えた3戦目は、2歳G3の小倉3歳ステークス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で丸山勝秀騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。
9月27日、中3週で迎えた4戦目は、2歳オープンの野路菊賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山勝秀騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。
10月18日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定3歳400万下のりんどう賞（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山勝秀騎手（4戦1勝）。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。
11月15日、中3週で迎えた6戦目は、増井裕騎手を鞍上に迎えて、3歳400万下の3歳抽せん馬特別（京都芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。
3歳（1987年）
2月28日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下の4歳抽せん馬特別（阪神芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。
3月15日、中1週で迎えた8戦目は、山田和広騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。
11月8日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手（5戦1勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。
11月21日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた10戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はバテてしまい11着に終わった。
11月28日、連闘で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（京都芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。
12月19日、中2週で迎えた12戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。
4歳（1988年）
1月16日、中3週で迎えた13戦目は、5歳以上400万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。