スーパーナニー（2021年生、母ハリウッドナニー）

スーパーナニー（2021年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「最高水準の+人名より。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のスピルバーグ（当時12歳）と交配したハリウッドナニーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は山春牧場。主な勝ち鞍は2025年のファイナルレース(一般C3 23)。

経歴

デビュー前

武市康男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

1月20日、デビュー戦は嶋田純次騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は422kg。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は勢いを失って14着に終わった。

3月17日、中7週で迎えた2戦目は、大江原比呂騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

6月30日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で大江原比呂騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

8月17日、中6週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で大江原比呂騎手（2戦0勝）。18頭立ての13番人気で17番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

9月29日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月14日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、濱尚美騎手を鞍上に迎えて、一般C3 21（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

11月10日、中3週で迎えた7戦目は、一般C3 19（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で濱尚美騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

12月8日、中3週で迎えた8戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、一般C3 21（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったナイママに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

12月22日、中1週で迎えた9戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は濱尚美騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

12月31日、連闘で迎えた10戦目は、2024ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で濱尚美騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

4歳（2025年）

2月12日、中5週で迎えた11戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったアンビシューに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

2月24日、中1週で迎えた12戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤翔馬騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

4月27日、中8週で迎えた13戦目は、一般C3 18（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は井上瑛太騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた14戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で井上瑛太騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

8月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、一般C3 11（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

9月14日、中5週で迎えた16戦目は、近藤翔月騎手を鞍上に迎えて、一般C3 13（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

9月28日、中1週で迎えた17戦目は、城野慈尚騎手を鞍上に迎えて、一般C3 11（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた18戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のブルジョアに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月25日、中1週で迎えた19戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3-8（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大澤誠志郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3-9（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大澤誠志郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。