ユリオプスイエロー（2022年生、母ハリウッドナニー）

ユリオプスイエロー（2022年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ギリシャ語で『大きな眼を持つ』が由来の花の属名+黄色」。毛色は鹿毛。種牡馬のオーヴァルエース（当時6歳）と交配したハリウッドナニーが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は山春牧場。

経歴

デビュー前

武市康男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

10月26日、デビュー戦は秋山稔樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

12月7日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

3歳（2025年）

3月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、遠藤汰月騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が悪くなり16着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた4戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の香川県オリーブ牛特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、レゲエパンチに交わされて6馬身差の2着となった。

4月13日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤翔馬騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

5月25日、中5週で迎えた6戦目は、近藤翔月騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で近藤翔月騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で近藤翔月騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

8月3日、中5週で迎えた9戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

9月14日、中5週で迎えた10戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた11戦目は、城野慈尚騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3 19（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は大澤誠志郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。