アーリントンガール（2002年生、母エイシンテネシー）

アーリントンガール（2002年5月20日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「アメリカの都市名＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のMiswaki（当時24歳）と交配したエイシンテネシーが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。戦績は、中央平地4戦0勝、地方5戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の門別ライオンズクラブ特別(一般D3-2)。

経歴

デビュー前

坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

10月10日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は442kg。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

3歳（2005年）

5月8日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に敗れた。

6月5日、中3週で迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

6月11日、連闘で迎えた4戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややスローペースでレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

8月23日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、小野望騎手を鞍上に迎えて、一般D4-6（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアジアンプリンセスからクビ差の2着に甘んじた。

9月6日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた6戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般D4-6（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月22日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、一般D4-4（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のデューラブルに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月5日、中1週で迎えた8戦目は、一般D4-2（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のアーネストデイに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月27日、中2週で迎えた9戦目は、門別ライオンズクラブ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のインターサウンドに1馬身の差をつけて3勝目をマークした。