レッドカノーヴァ（2012年生、母スープリムゴディス）

レッドカノーヴァ（2012年2月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋彫刻家名より。彫刻のように迫力ある好馬体より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時11歳）と交配したスープリムゴディスが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）パカパカファーム。戦績は、中央平地10戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

当歳のとき、パカパカファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、パカパカファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、グローブエクワインマネージメントによって3,780万円で落札された。

東京サラブレッドクラブにて総額4,400万円（11万×400口）で一口馬主が募集された。

鹿戸雄一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2015年）

2月14日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

3月21日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、抜け出したカズノテナンゴに半馬身届かず2着に敗北した。

4月12日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（2戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアライドメジャーズを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

7月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三浦皇成騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

8月1日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三浦皇成騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

4歳（2016年）

1月9日、約5か月半の休み明けで迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で三浦皇成騎手（5戦1勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた7戦目は、F.ヴェロン騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた8戦目は、S.フォーリー騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

4月10日、中7週で迎えた9戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のコーラルタワーを半馬身振り切って勝利をモノにする

5月1日、中2週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の陣馬特別（東京芝2400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。