マルモリハピネス（2021年生、母ロイヤルヴィラ）

マルモリハピネス（2021年3月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+幸運、幸福」。毛色は栗毛。種牡馬のダンカーク（当時15歳）と交配したロイヤルヴィラが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村中牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方19戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2024年の一般C16。

経歴

デビュー前

石橋守厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

8月27日、デビュー戦は河原田菜々騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー小倉（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は472kg。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦の2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で河原田菜々騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

10月19日、中4週で迎えた3戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のちとせよしのデビュー5周年記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

11月2日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、2歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着を確保した。

11月15日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったロイヤルストレートに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

3歳（2024年）

4月10日、約5か月の休養明けで迎えた6戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた7戦目は、室陽一朗騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

5月1日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

6月13日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

11月21日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた12戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハッピーギフトに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月24日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、蔵王山特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

4歳（2025年）

1月6日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた14戦目は、一般C10（名古屋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のサクリファイスをクビ差振り切って制した。

3月31日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、望月洵輝騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のミクロフィラムをハナ差振り切って勝利をモノにする

4月11日、中1週で迎えた16戦目は、阿寺の七滝特別（名古屋ダート920m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で望月洵輝騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

5月9日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2（名古屋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で望月洵輝騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた18戦目は、羽豆岬特別（名古屋ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で望月洵輝騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

7月10日、中6週で迎えた19戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた20戦目は、新庄海誠騎手を鞍上に迎えて、ダンシング☆谷村♪来場記念（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

8月15日、中2週で迎えた21戦目は、ニコニコ生放送「そのだけいばdeパカ騒ぎ」賞（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で新庄海誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、リードを2馬身以上保って、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。