パンテレリア（2019年生、母ラインレジーナ）

経歴

デビュー前

ノルマンディーオーナーズクラブにて総額1,280万円（3.2万×400口）で一口馬主が募集された。

林徹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

12月12日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のスパイダーゴールドを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

3歳（2022年）

1月23日、中5週で迎えた2戦目は、3歳1勝クラスの若竹賞（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（2023年）

4月22日、約15か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた3戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

6月17日、中7週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

8月27日、中9週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で伊藤工真騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

10月22日、中7週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤工真騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のホワイトクロウをクビ差振り切って久しぶりに美酒を浴びた。

5歳（2024年）

2月3日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、4歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤工真騎手（4戦1勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では閃光の如き末脚を披露し、4着に入った。

4月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、4歳以上2勝クラスの4歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤工真騎手（5戦1勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。